2024年2月12日更新
患者様の声 : 手術用マイクロスコープを使用しての親知らずの抜歯(水平半埋伏ケース)Extraction of horizontally impacted wisdom teeth, using a surgical microscope by video shooting.
東京都 調布市 京王線 柴崎駅南口正面 あきら歯科 院長 伊藤 玲です。
手術用マイクロスコープを使用しての親知らずの抜歯(水平半埋伏ケース)30代 女性 患者さまの声 Extraction of horizontally impacted wisdom teeth, using a surgical microscope by video shooting.
左下の親知らずが水平に半分埋伏していてむし歯になり、手前の大臼歯に引っかかり抜歯を必要とした患者様です。
親知らずの汚染度が著しく保存不可能と判断し、抜歯の必要性があることをご説明し、レントゲン検査、CT検査などの結果、ご相談の上、親知らずを抜歯し、口腔内環境と清掃性の向上を目的に抜歯致しました。
患者さまアンケート
歯科治療の難しさには、患者様には見えにくい治療、解りにくい治療であることです。
Q1.今まで受けた歯科治療で、マイクロスコープでの治療や画像説明システムを受けたことがありますか?
A1. いいえ
Q2.治療行為が見えにくい歯科治療をマイクロスコープでの治療を受けることで、実感されたことはありますか?
A2. ・症状や治療の内容が解りやすい。
・ 症状や治療の内容に納得できた。
・ 歯の大切さを実感できた。
・ 拡大して見られることや画像や動画で説明を受けることで安心して治療が受けられる。
Q3. その他ご感想など:
A3.むし歯の進行具合などを自分の目で見ることで、より信用して安心に感じました。
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CT画像:左下の親知らずが水平に埋伏しています。
院長コメント
左下の親知らず(8番目)が水平に半分埋伏していてむし歯になり、手前の大臼歯に引っかかり抜歯を必要としていました。親知らずの抜歯手術の前には、CT撮影検査によって資料採取し、下歯槽神経との接触の有無を確認して、損傷することなく安全に抜歯を行えるかよく精査してから手術計画を立案していきます。
水平に埋伏していて機能していない親知らずの歯を抜歯することで、第二大臼歯の環境改善、清掃性の向上に繋がることができました。
狭く暗いお口の中を治療するということは、『患者さんには見えにくく、理解しにくい歯科治療』であり、どの歯科医院でも工夫して治療にあたっていることと思います。
今回は、手術用マイクロスコープ、各種撮影画像を使用して親知らずの状況や抜歯の必要性をご理解頂き、手術の実際も見て頂くことができました。歯科治療に対する理解、納得感が十分に得られ、円滑に治療を終えることができました。今後は、口腔内の環境を整えてできるだけ長く良い状態を維持できるように予防に努めて頂きたいと思います。そして、今回の治療を通して、『歯の大切さ』を感じて頂けたかと思います。また、実際に施術動画や画像を見ることで『歯科治療の難しさの理解』と『予防への意識が高まる』ことで患者さんも安心して治療が受けられることと同時に、私たち歯科医師も患者さんの理解と協力を得られながら安心して治療にあたることができます。
歯に対する関心も向上し、歯の大切さを感じて頂き、歯科医院での定期的なメインテナンスの重要性をご理解頂けたことに嬉しく思います。
今後は、その他の治療を含めてしっかりとメインテナンスを継続していただければと幸いに思います。
※現在当院では、保険治療(保険診療)であっても、歯科医師が必要と考える場合には、高倍率ルーペやマイクロスコープを使用した診療を提供しております。
※当医院ではマイクロスコープを2台保有しておりますが、限られた時間の中など、全ての診療において本技術をご提供できるものではございません。予めご了承のほど宜しくお願い致します。
※当院では、手術用顕微鏡のトップメーカーであるカールツァイス社の手術用顕微鏡OPMI® Pico Mora Interface を導入しております。
※当医院での『マイクロスコープ直視診療』は、山梨県開業 秋山勝彦先生の『The micro endoscopic technique』のコースの受講経験を基に日々の診療スタイルに活用させて頂いております。
あきら歯科
〒182-0007 東京都調布市菊野台2-22-2 サンメディカルビル1F
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