2020年2月5日更新
患者様の声:舌(ベロ)にできた口内炎がなかなか治らない。。。I'm in trouble because my stomatitis doesn't go away easily.
東京都 調布市 京王線 柴崎駅南口正面 あきら歯科 院長 伊藤 玲です。
患者様の声口内炎編:80代 女性 舌(ベロ)のにできた口内炎が1年以上通院したが治らない。
他院で1年以上通院し経過を診ていたがなかなか治らず、痛みに苦しんで過ごしていました。。。とご相談を受け診察させて頂きました。
患者さまアンケート
Q1.治療前のお口の状態で気になっていた事はどのようなことでしたか?
A1. 病院の口腔外科、前の病院に1年以上通院しましたが一向に治らず大変困っていました。
Q2.治療完了後の状態は、治療前と比べていかがでしょうか?
A2. 完治し母も大変喜んでいます。
刺激を受けていた、鋭利な部分の研磨し丸めることで、痛みが軽減し、上皮の形成が始まり、右下奥の脱離していた部分の治療も並行して行い、約2ヶ月で上皮が戻り再生され、痛みがなくなり快適に食事ができるようになったとお喜び頂くことができました。今後は、美味しく食べられ続けることができるように、定期的なメンテナンスで命の入り口を整えて『快適な健口長寿』を維持できることをサポートさせて頂ければ幸いです。
舌の傷には何らかの外的刺激となる原因があると考えます。
歯並びの重なりや鋭利な部分がないかを確認することが大切です。そして、舌の動きを見ながら歯並びの重なり部分(叢生部分)や鋭利部分に舌が接触する局面を注意深く診ることが大切です。ご高齢の方には、舌の痛みの原因をご自身やご家族で見つけ出すことは難しこともあるかと思います。
通常、唇や舌(ベロ)、頬など粘膜のいろんなところに出来ます。そして、舌の裏側にも『口内炎 : stomatitis』はできることがあります。
歯の尖(とがり):鋭縁部の慢性的な刺激によって、舌の下の薄い粘膜部に小さな傷ができ、細菌感染を起こして『口内炎』となることがあります。
『口内炎』が出来やすい方は粘膜が弱い方の場合が多く、『口腔内』の細菌量を減らし、抵抗力を高める必要があると考えます。
そのため歯科医院での定期的な検診とクリーニングをされることをお勧めします。
また、お口の中に尖った異物感を我慢せず、歯科医院で尖った部分を研磨し丸めるなど、早期に対応されることをお勧めします。
『口内炎』の治療の場合は、消毒・軟膏による対症療法やレーザー治療による緩和処置が主になりますが、
原因については、様々であり注意すべき疾患です。
悪性腫瘍の可能性や悪性腫瘍に移行することもあり、なかなか治らない口内炎は注意が必要です。その場合、口腔外科などで病理組織検査などを行いしっかりと精査する必要があります。
また、『お口の中に尖った異物感などを感じた時』には、我慢せず早期に受診されることをお勧めします。
あきら歯科
〒182-0007 東京都調布市菊野台2-22-2 サンメディカルビル1F
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