2020年1月9日更新
当医院では『より繊細な目線で歯を見つめたい』そんな思いから保険の治療でもマイクロスコープと高倍率ルーペを使用しています。
東京都 調布市 京王線 柴崎駅南口正面 あきら歯科 院長 伊藤 玲です。
今回は、
当医院における『歯科手術用顕微鏡マイクロスコープの活用方法』
について考えます。
当院では、多くの患者様からも認知されているサージテル高倍率ルーペを使用した7~10倍の拡大視野での精密治療にこだわり続けています。ルーペ販売業者からも改良の助言やルーペの必要性に対する考えを求められたり、若手Drや歯科衛生士からルーペ使用・購入にあたりアドバイスを求められるほどになり大変嬉しく思います。長年にわたり歯科医師はもちろんのこと歯科衛生士も含めて、医療従事者はほとんど全ての治療において高倍率ルーペを使用し続けて今年で21年目を迎える歯科医院となりました。
マイクロスコープ診療を始めて3年経過しました。マイクロスコープを使いこなすには、かなりの熟練を要することを実感した3年間でした。
そして、4年目に突入したマイクロスコープの活用に、ようやく慣れ始めてルーペの使用感に似た感覚を実感し、自分の体にフィットしてきました。
このような、マイクロスコープ診療は日々の訓練が欠かせません。
そして、マイクロスコープ診療においてこだわることは、
マイクロスコープを使ってミラー越しに歯を見る(ミラーテクニック)だけではなく、『直接歯を見る』すなわち、『マイクロスコープを使ってルーペのような感覚で直視で見るということ』
そのような『マイクロスコープでの直視診療』は、術者が両手を自由に使い治療にあたることができると考えます。
その技術を習得するには、かなりの時間と訓練を必要とします。学びと探求の日々を繰り返し、『マイクロスコープ直視診療』の腕を磨いている次第です。
当医院にとって、この『マイクロスコープ診療』や『高倍率ルーペ診療』は、私たち歯科医師や歯科衛生士の歯科医療従事者において、診療レベルの向上、スキルアップにつながり、日々の診療に欠かせない診療機材です。だからこそ、保険診療だから使用しない、自費診療だから使用するという物差しでは、考えておりません。もちろん大変高価な機材です。とても保険診療では賄えない機材でありますが、できうる限りより繊細な目線で歯を見つめて、その見つめた歯の世界を患者さんと共有して共に考えたいと思う次第です。
現在当院では、保険治療(保険診療)であっても、歯科医師が必要と考える場合にはには、高倍率ルーペやマイクロスコープを使用した診療を提供しております。
※当医院ではマイクロスコープを2台保有しておりますが、限られた時間の中など、全ての診療において本技術をご提供できるものではございません。予めご了承のほど宜しくお願い致します。
当院では、手術用顕微鏡のトップメーカーであるカールツァイス社の手術用顕微鏡OPMI® Pico Mora Interface を導入しております。
当医院での『マイクロスコープ直視診療』は、山梨県開業 秋山勝彦先生の『The micro endoscopic technique』のコースの受講経験を基に日々の診療スタイルに活用させて頂いております。
あきら歯科
〒182-0007 東京都調布市菊野台2-22-2 サンメディカルビル1F
京王線柴崎駅 南口改札正面徒歩10秒
新宿から24分 明大前から15分 調布から5分
https://www.akira-dental.com