2018年11月17日更新
歯の破折で歯の再植手術を行う”口腔外接着再植法” 破折した歯を救う最後の一手! "Teeth re-implant operation after bond the vertical root fracture teeth outside the mouth"
東京都 調布市 京王線 つつじヶ丘駅・国領駅のとなりの駅
柴崎駅南口正面のあきら歯科 院長 伊藤 玲です。
歯の破折は意外と多い? 垂直歯根破折とは。。。
「歯の破折」「垂直歯根破折」とは、歯の根の部分に垂直にヒビが入っていたり、完全に割れてしまっている状態を言います。
成人の永久歯を失う原因として、歯周病(41.8%)や虫歯(32.4%)に次いで3番目に多いのが、この「歯の破折」(11.4%)による抜歯だそうです。
一般的には、歯が破折してしまった場合、治療の手段としては、抜歯が第一選択というのが現状で、歯の破折は歯の臨終といった表現をされてきたりもしました。
しかし、歯科技術の発達や材料の進化発展により、現在は、破折してしまった歯でも、条件によっては残せることが可能な場合も出てきました。
「歯の破折」「垂直歯根破折」の症状
「歯の破折」は、歯茎の中にある歯の根の部分にヒビが入ったり、割れたりすることであるため、なかなかご自身の目で確かめることが出来ません。
「歯の破折」によって、以下のような症状が現れることが多いです。
主にこのような症状が現れます。
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- 噛んだ時に痛みや違和感がある。
- 歯茎が腫れる
- フィステル(歯肉の膿みの出口)ができる
- かぶせ物が外れやすくなる
抜歯の前の最後の一手「口腔外接着再植法」
「口腔外接着再植法」とは、破折してしまった歯を一度抜いて、抜いた部分の炎症組織を取り除き、破折した歯の汚染部分を除去してから破折部分を接着して修復してから、元の位置に再植する治療法です。
対応している医院はあまり多くはありませんが、歯を残すための最終手段となる治療法といってもいいでしょう。
難易度が高く、条件やケースによっては対応できない場合もあります。成功すれば、ご自身の歯を残せるというメリットの高い治療法であると考えております。
当院では、歯根破折により抜歯が必要と判断された歯であっても、残せる可能性がある歯に関しては、この口腔外接着法による治療も選択肢としてご提案させていただいております。
もし、「歯が割れてしまっているので抜歯しかない」と言われてしまった場合でも適応できる可能性がありますので、まずはご相談いただければと思います。
詳しくは、こちらをご参照ください。
あきら歯科
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