2018年11月11日更新
矯正治療はどのタイミングでかかれば良いの? 「おかしい?」と感じた時が治療開始のタイミング。
東京都 調布市 京王線 柴崎駅南口正面 あきら歯科 院長 伊藤 玲です。
今回は、
『矯正治療の開始時期・開始のタイミング』について考えます。
当医院では、ご家族・保護者の方が「おかしい?」と感じた時が治療開始のタイミングと考えております。
お子様の場合、噛む刺激が減少してしまってバランスの取れた顔になりません。歯並びの問題は顔の問題に関係しています。 目も目尻も上あごの骨の上に存在しています。上あごの骨の発育が悪ければ目が垂れたり、目の下にしわができてしまいます。
口をポカンと開いていれば、口の周りの「口輪筋」と呼ばれる筋肉が弱くなり、口元や唇の形が変わりやがて出っ歯になってきます。
人間の顔の成長発育変化は2回あります。
1回目は生まれてから6才まで 80% が成長します。「赤ちゃんから子どもへの成長のステージ」です。
2回目は10才から女子は14才、男子は17才にかけて第二次成長を開始します。
この時期は「いい大人になるための子どものステージ」です。
6才になると前歯が生えかわり、1番奥の乳歯の後ろに「6才臼歯」と呼ばれる永久歯が生えてきます。 6才までのあごの発育が不良の場合、永久歯の生えるスペースが不足して、永久歯が曲がって生え、 歯並びが悪くなるのです。
6才までに正しく発育できなかったあごを10才までに治して、 2回目の顔の成長発育変化が起きる10才には自分の噛む力で良い顔を作ることが大切です。
女の子の場合、14才で発育が終了してしまう子もいます。
一生の顔の形にかかわる重要な問題です。
様子を見ているだけでは発育不良の顔のままです。
当医院では、「おかしい?」と感じた時が治療開始のタイミングと考えます。
出産前や生まれたばかりの赤ちゃんの段階でも、顎の発育や歯の成長についてご相談頂くことをお薦めしています。歯科医院での早めのご相談や顎や歯の発育の知識やヒントを得ることは、健やかな顎や歯の発育につながることでしょう!
※当医院の考えはあくまでも1つの考え方であります。矯正治療の方法やタイミングは、様々な考え方があります。ご自身にあった考え方や治療方法の選択をするために、よくご検討されることをお薦め致します。
詳しくはこちらをご参照ください。
あきら歯科
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