2016年10月4日更新
ガムを舌で丸めることできますか?できなければ低位舌かも!ガムトレーニングで舌を鍛えましょう!
2017/09/15
東京都 調布市 京王線 柴崎駅南口正面 あきら歯科 院長 伊藤 玲です。
今回は、お口のトレーニング(バイオセラピー)の分野から、『低位舌』を考えます。
あなたは、あなたのお子様は、ガムを舌で丸めることができますか?
舌の機能が低下すると舌の位置が下がります。それが『低位舌』です。
『低位舌』が生じる原因には、お口をポカンと開けたままの『開口』『口呼吸』が大きく影響しています。
習慣的に『開口』や『口呼吸』をすることで、唇の筋肉などの『口輪筋』が緩み、口を閉じることが辛くなります。常にお口をポカンと開けたままとなるので、下顎が下方へ下がり舌を支える舌骨が下方へ下がったままとなります。
舌の安静な位置は、
口を閉じた時に、舌の中央部分が上顎の中央部分に付いているのが通常です。
しかし、
口を閉じれない、『開口』や『口呼吸』の方は、
口を閉じた時にでも、舌の中央部分が上顎の中央部分に付きません。それゆえに数分持たずに閉じていることが辛くなり、直ぐに『開口』してしまします。
『舌』は、筋肉でできています。しかし、筋肉の中では、特別なところがあります。通常の筋肉は、骨から骨へと付着しています。
『舌』の場合は、根元の部分は『舌骨』というノドにある骨に付着し、先端は自由に動くようになっています。先端を動かさない時には、どこかに寄り添って安静にしていたいのです。
そのために、
口を閉じた時には、舌の中央部分が上顎の中央部分に付いていることで安静を保てるのです。
『舌』や『口輪筋』の動き、機能を鍛え、『開口』や『口呼吸』を改善しましょう。
昔子供の頃に、さくらんぼのヘタを舌で結んで遊んだことはありませんか?
今では、『舌』を自然に鍛える遊びや習慣が減ってきているのかもしれません。
そこで、『ガム』を使った『ガムトレーニング』をご紹介いたします。
床矯正研究会冊子『バイオセラピー』より
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