2014年5月28日更新
患者さまの声 親知らず・歯の移植・自家歯牙移植編 Tooth Autotransplantation 20才 女性
2019/11/13
他院で 右下奥歯が保存不可能と診断され、インプラントか矯正治療による治療をすすめられたが、他の方法はないかと相談目的にご来院されました。
相談の結果、右下の親知らず(8番目)を右下6番目のところに歯牙移植手術を受けられた患者様です。
術前口腔内写真(ミラー像) |
|
術前レントゲン写真 |
術前レントゲン写真 |
移植歯(親知らずを抜歯します): |
|
|
|
移植歯の調整と保定: |
|
|
|
移植手術直後レントゲン写真: |
移植手術直後レントゲン写真アップ: |
根管充填終了後レントゲン写真 (根の治療終了後) 術後2ヶ月: |
補綴物(被せ物)装着完了後レントゲン写真 術後3ヶ月 |
術後1年経過口腔内写真: |
|
術後1年経過レントゲン写真 |
|
Q1.治療前のお口の状態で気になっていた事はどのようなことでしたか?
A1.歯が欠けて抜けてしまった。
Q2.治療完了後の状態は、治療前と比べていかがでしょうか?
A2.歯を移植して歯がまたしっかりとできて良かったです。
Q3.自家歯牙移植手術は、術前に想像されていたお痛みや腫れと比べて受けられた後の感覚としては、痛みや腫れはいかがでしょうか?
A3.特にないです。
院長コメント
右下の親知らず(8番目)を右下6番目のところに歯牙移植手術をして、ゴールドクラウンにて修復処置いたしました。
初診で来院された時には、 他院で 右下奥歯が保存不可能と診断され、インプラントか矯正治療による治療をすすめられたが、他の方法はないか、保存できないかと相談されました。
残念ながら、前医のDrと同様で保存することは不可能と診断させて頂きました。
しかし、年齢的にもインプラント治療をして長期的な管理をすることや矯正治療で歯を移動させることなど利点、欠点を相談させて頂き、もう1つの方法である「自家歯牙移植手術」をお薦め致しました。
そして、相談の結果、「自家歯牙移植手術」で修復することをご選択されました。
機能していない埋伏している(埋まっている)親知らずの歯を抜歯して、移植することで中の神経は死んでしまうので根管治療(根の治療)と補綴処置(被せ物)は必要となりますが、ご自身の歯根を維持して機能回復することができる「自家歯牙移植手術」と修復処置が無事に終了して、十分な機能回復ができて嬉しく思います。
患者様ご自身も元の歯に戻ったように、違和感なく過ごして頂いているようです。
今後はしっかりとメインテナンスさせていただければと思います。
あきら歯科
〒182-0007 東京都調布市菊野台2-22-2 サンメディカルビル1F
京王線柴崎駅 南口改札正面徒歩10秒
新宿から24分 明大前から15分 調布から5分
https://www.akira-dental.com