2017年1月12日更新
根管治療時のラバーダム防湿の際には、浸潤麻酔下で行います。
2017/09/15
東京都 調布市 京王線 柴崎駅南口正面 あきら歯科 院長 伊藤 玲です。
今回は、根管治療の分野から『ラバーダム防湿』について考えます。
お口の中における根の治療(根管治療)の際には、唾液などから受ける細菌感染を防ぐ必要があります。近年様々な、防御方法(防湿方法)がありますが主に『ラバーダム防湿』という方法があります。
『ラバーダム防湿』とは、唾液に含まれる口腔内細菌が根管治療中に根管内部に入り込むことを防ぐための手段として、150年以上前に開発され、未だにその手段が頼られているのが現状です。
しかし、『ラバーダム防湿』は術者にとっても、患者さんにとっても何かとストレスのかかる手技であります。
患者さんが痛がるのではないか?
苦しいのではないか?
良き手技でありながらも、やり方によっては、信頼を損ねることになりかねないような心配なこともあります。
米国の歯内療法専門医は、全ての治療を浸潤麻酔下で行うようです。
日本では、歯内療法(根管治療)において毎回患者さんに浸潤麻酔をするという習慣はありません。歯科学生時代の実習でも麻酔なしで行い、不快な記憶が残っています。。。
当医院では、良き手技である『ラバーダム防湿』を安心して行えるように、米国と同様、浸潤麻酔下で行うように心がけております。
あきら歯科
〒182-0007 東京都調布市菊野台2-22-2 サンメディカルビル1F
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