2016年1月9日更新
100歳長寿、今や全国に6万人!歯を大切によく噛んで元気な100歳を目指しましょう!
2017/09/15
東京都 調布市 京王線 柴崎駅南口正面 あきら歯科 院長 伊藤 玲です。
今回は、予防の分野から『健康寿命、100歳長寿の健康の秘訣』を考えます。
平均寿命で世界一を達成した日本。
100歳以上の『百寿者』は全国で6万人を超え、夢ではなくなりつつあります。
どうすれば、健康で自立した生活を続けながら長生きできるのでしょうか?
厚生労働省の高齢者に関する調査で、統計を取り始めた1963 年はわずか153人であたったのに対して、2015年は100歳以上の百寿者が6万1568人になりました。その結果、日本人の平均寿命も延びています。
『平均寿命』が2014年は女性86.83歳、男性80.50歳と過去最高を更新しています。
かたや、健康上の問題で日常生活が制限されることのない『健康寿命』は、2013年で女性が74a.21歳、男性が71.19歳です。
これからの日本は、『健康寿命』と『平均寿命』との差を、いかに縮めるかが課題になっています。
40〜50代はがんや心臓病、糖尿病などの病気にかからないことが健康といえますが、60代からは『病気になることは当たり前』であり、腰痛や高血圧、白内障や難聴など、命に直結するわけではないが生活の質(QOL)の低下につながる病気を発症しやすいです。
そして、『百寿者』が病気にかからないというわけではありません。『百寿者』の97%に何らかの病歴があるものの、糖尿病やがんなどにかかっている人の割合は少ないようです。
そもそも高齢者は『慢性的な病気と付き合いながら、自立した生活を送れれば健康といえる』のでしょう。
そして、『健康の定義は世代によって異なる』のでしょう。
そこで、『健康寿命、100歳長寿の健康の秘訣』とは、いったいどういうものなのでしょうか?
すなわち食生活に欠かせない『お口の環境』『よく嚙める歯がある』『よく嚙める状態 に歯科治療され、メインテナンスされている』ことが大切ですね。一度しか生え替わらない歯を大切に考えて、『お口の環境』を定期的な検診、メインテナンスで維持していきましょう。
例えば…
6歳臼歯は、6歳から生えそこから使い始めるわけです。
『百寿者』の方で6歳臼歯がある方は、94年間の長期に渡って使ってきたということになります。
歯は、硬い硬組織ですが、数々の刺激を受けて消耗し、疲労していきます。例えるなら、お家や車と同様に劣化していきます。
残念ながら意外と歯は消耗するという自覚が低く、『毎日磨いているのに…またムシ歯ができている…』なんて思う方もいるようです。もちろん毎日磨くことは、大切なことです。
それと共に、『定期的な歯科医院での検診・メインテナンス』と『長期間に渡って歯に加わる負担荷重・消耗・疲労を理解して、その力との付き合い方を知ることとコントロールすること』が大切です。
歯も歯科医師によって数々のリフォームをしながら、可能な限り機能を回復し、蘇らせています。
近年の歯科医療技術の進歩も『健康長寿』の大きな支えになっているのでしょう。
あきら歯科
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