2014年8月30日更新
たばこは歯周病のリスク因子!
2017/09/15
東京都 調布市 京王線柴崎駅南口正面 あきら歯科 院長 伊藤 玲です。
今回は、たばこがお口に与える影響を考えます。
喫煙者のお口の中には、以下の症状が発現します。
- 歯面へのタール(発がん性物質)の付着する
- ニコチンの影響で毛細血管が収縮し歯肉が紫色になる
- 病気が進行しても、出血などの炎症反応が発現しにくい
- メラニン色素が多く沈着する
- 歯肉に厚みができて、煙が直接あたる上顎の粘膜が大きく肥厚する
- 角化が進み、白斑が発現する (この白色病変は、前がん病変である白板症へと移行する可能性があります)
喫煙者では、炎症症状が隠されて、生体が本来もっている免疫機能が阻害されるために、歯周病の進行が進みます。(喫煙者では、唾液中のIgAや血液中のリンパ球が減少します)それゆえに、全身への影響も進む訳です。
それでも、喫煙を続けますか?
それとも、喫煙を始めますか?
喫煙をやめて、健康なお口を取り戻して、命の入り口を綺麗にすることで、全身への影響を軽減したいものですね。
あきら歯科
〒182-0007 東京都調布市菊野台2-22-2 サンメディカルビル1F
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