2015年6月9日更新
乳幼児期に大切な『食べる意欲を育むコツ』
2017/09/15
東京都 調布市 京王線 柴崎駅 南口正面 あきら歯科 院長 伊藤 玲です。
今回は、食育の分野から『乳幼児期における食べる意欲を育む』ことの重要性を考えます。
哺乳が中心の乳児期前半は、次の離乳への準備段階であり、赤ちゃんは、『指しゃぶり』や『手しゃぶり』、『玩具しゃぶり』などで、自ら口に乳首以外のものを入れる感覚を受け入れ、唇や舌を使い、舐めたり、しゃぶったりする随意的動作を覚えていきます。
手で物がつかめるようになったら、舐めても、口に入れても安全な玩具やスプーンなどの食器類を用意して、『口に運ぶ遊び』をドンドン楽しませましょう。
指や玩具を『しゃぶる』行為は、手と口の『協調動作の発達』につながります。
離乳時期では、『吸う動作』から『咀嚼という噛む動作』へ移行するために、基本的な口の動き覚えていくことと、『親からの介助により食べていた状態から少しずつ自分で食べることを覚えていく時期』です。
首が座り、座位の姿勢がとれるようになり、家族の食事の様子を見て、食べ物に興味を持ち、食べる動作を真似るようになります。
離乳食時期には、『食べる意欲が成長する時期』です。
自分で食べようという意欲を育むためには、離乳食時期から家族と一緒に食卓を囲むことで良い刺激になることでしょう。
多少周りを汚しながら食べても、寛大な心で大目に見て、『自分で食べようとする行動』を見守って行きたいですね。
あきら歯科
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