2020年9月12日更新
唾液には健康を守る防御機構があります。その防御機構、唾液の質を強くするには腸を鍛える!腸に良い食事を!
東京都 調布市 京王線 柴崎駅南口正面 あきら歯科 院長 伊藤 玲です。
『唾液による防御機構って?? 唾液の質を良くするって??お口の環境を整える唾液成分が体の健康にとても重要である』ということを考えます。
唾液は、99.5%の水分と0.5%の機能的成分から構成されています。その0.5%の機能的成分の中の『唾液の質』が体に影響します。『唾液の質』がキーポイントとなるのです。
その唾液の中には、『IgA抗体』というものが存在します。
『IgA抗体』は、ウイルスや細菌にくっつく作用があり、それを無力化します。感染症などから体を守る第一の砦となっています。
『IgA抗体』の量が少ないと風邪や感染症にかかりやすい体になってしまいます。
体の良いミカタ『IgA抗体』の質や量を高めるには、
①軽・中等度の適度な運動(激しい運動はIgA抗体を減少させ、免疫力が低下します)
②唾液量が多ければ、『IgA抗体』が多くなる。
唾液腺のマッサージやお口周りを『あいうべ体操』などでよく運動することで、お口の中を活性化させましょう。
③腸内環境が整うことで『短鎖脂肪酸』が生成される。
腸内のバリア機能を高めて、唾液線を刺激して、『IgA抗体』を増やす作用があります。
よって、腸内環境が元気に整うことで、お口の環境も良くなり、強い免疫力をもった体づくりに『唾液』は貢献しています。
『腸内環境』を整えるには、『発酵食品』の善玉菌のエサとなるのが、『食物繊維』であるため、『発酵食品』と『食物繊維』を合わせて摂取すると良いようです。
コロナ禍、With coronavirusの生活において、腸内環境とお口の環境を整えて体の健康と健口的な生活を維持したいですね。
唾液量を上げるために、『あいうべ体操』などのトレーニングでお口周りの筋肉を動かし、唾液腺マッサージをして唾液分泌の促進も合わせて行いましょう。
あきら歯科
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