調布市の歯科、歯医者なら精密治療が評判のあきら歯科

東京都 調布市 京王線 柴崎駅南口正面 あきら歯科 院長 伊藤 玲です。

『毎日しっかりと歯を磨いているつもりだけど。。。よく虫歯になります。。』これってどういうこと？？

『毎日しっかりと歯を磨いているつもりだけど。。。よく虫歯になります。。』これってどういうこと？？

このように患者さんの疑問としてよく聞くことがあります。

もちろん歯磨きは大切なことであり、毎日欠かせない歯を守るべき予防方法です。

むし歯菌の作用により歯が溶けることはもちろんのことですが、

もう一つ注意しなければならないことが『歯にかかる力』です。

以下の写真のように

大きな力がかかることで、歯はねじれ、こすりあい、消耗と疲労を繰り返し、ヒビ・亀裂・クラックが生じます。

詰め物においては、神経が残っているケースが多く、神経や内部の象牙質に守られ、銀歯が取れるということはあっても、割れるということはごく稀です。その分詰め物の周りに残る歯質の部分が悲鳴を上げて、ヒビ・亀裂・クラックとなり、最悪は歯根部分にまで及ぶ歯根破折を生じて抜歯せざるを得なくなる場合があります。

このような『歯にかかる力』は、日中の『食いしばり』や睡眠時の『歯ぎしり』により直接歯と歯がこすれあい、大きな力がかかり、微細なねじれ現象により『ヒビ・亀裂・クラック』を発現させ、そのクラックの隙間から細菌の侵入経路ができることでむし歯が生じてしまいます。

少しでも、歯にかかる負担を軽減させるために日中は『食いしばり』に注意し歯と歯が直接接触する場面を少なくするように意識し、就寝中はナイトガード(歯ぎしり予防装置)の装着をお勧めします。

また、軽度の亀裂であれば被せ物（クラウン）に交換して亀裂を被包することで破折予防につながる場合があります。

第一大臼歯(1番目の奥歯)は、6才から使っている歯です。それだけ長く使う歯なのです。良く頑張ってくれています。大切に考えたいものですね。

詳しくはこちらをご参照下さい。

『歯ぎしり・食いしばり』:  https://www.akira-dental.com/bruxism