2016年12月6日更新
むし歯の3大好発部位の『隣接面(歯と歯の間)』に要注意!
2017/09/24
東京都 調布市 京王線 柴崎駅南口正面 あきら歯科 院長 伊藤 玲です。
今回は、予防の分野から『むし歯の3大好発部位』特に『隣接面う蝕』について考えます。
むし歯菌 (s.mutans) の産生する酸が歯を溶かすことで起こります。初期の虫歯は痛みを感じませんが、虫歯が大きく、深くなると神経に近くなり痛みを伴います。そこで、むし歯菌の大好きな居場所は、細かい隙間です。
むし歯の3大好発部位は、
①咬合面(奥歯の咬む面) ②隣接面(歯と歯の間) ③歯頚部(歯と歯茎の境目) です。
そこで、②隣接面に注目です。
以下口腔内カメラ画像です。歯と歯の間にクラック(亀裂)が確認できます。そこを削ると虫歯が確認できます。
さらにマイクロスコープ(13倍)で見てみると。。。
隣接面(歯と歯の間)にクラック(亀裂)が生じて、そこから虫歯か進行していることがわかります。
面には、実は小さなヒビが入りやすいのです。歯は大きな力によって色々な動きをしています。『歯ぎしり』や『食いしばり』によって歯がねじれてヒビが入り、そこからむし歯菌が侵入して歯を溶かすことが始まるわけです。むし歯の治療だけではなく、『力のコントロール』が必要な場合があります。ナイトガードで歯を守ることも大切です。
詳しくはこちらをご参考にしてください。 https://www.akira-dental.com/bruxism/
マイクロスコープでの治療・画像説明後の患者様の声・アンケート:
30代 女性
■今まで受けた歯科治療で、マイクロスコープでの治療や画像説明システムを受けたことはありますか?・・・いいえ
■治療される行為が見えにくい歯科治療をマイクロスコープでの治療を受けることで、実感されたことはありますか?
→症状や治療の内容が解りやすい。症状の進行具合に驚いた。
あきら歯科
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