調布市の歯科、歯医者なら精密治療が評判のあきら歯科

東京都 調布市 京王線 柴崎駅南口正面 あきら歯科 院長 伊藤 玲です。

今回は、予防歯科 の分野から『日本人の口臭』について考えます。

歯ぐきの健康を通じたカラダ全体の健康を推進する団体「オーラルプロテクトコンソーシアム」が在日外国人１００人（米国６０人/欧州４０人）と２０〜４０代の日本人の男女計６００人にオーラルケアの実態に関する意識調査を実施しました。

その結果、

在日外国人に『日本人の口臭にガッカリした経験があるか？』聞いた結果、７２%が『はい』と回答。『日本人にオーラルケアを徹底して欲しいか？』と聞いたところ、『非常にそう思う』２４%,『そう思う』４８％を合わせて７２%が、日本人に対して口臭予防に努めて欲しいと回答しています。

一方で、日本人６００人を対象に、口臭の原因にもなり得る歯周病について調査した結果、約９０%が、自己診断で『自分は歯周病ではない』と回答し、口臭の１つの要因である『歯周病』について、『多くの日本人に自覚がない』ことがわかりました。

今回、オーラルケアの頻度に関する実態調査を行った結果、１日に２回以上行っている割合は、約７０%と高く、忙しい中でも多くの人がオーラルケアを行っていることが明らかになりました。

しかし、約７０％の日本人が１日に２回以上のオーラルケアを行っているにも関わらず、約８０%の人が『歯周病』にかかっていると言われています。つまり、大きな問題は、『回数ではなく、リスク部位がケアできていない』ことが挙げられます。

『歯周病』が発症する部位で最もリスクの高いのは、『隣接面』や『最後臼歯遠心部分』です。ここは、デンタルフロスなどの専用ケア用品が必要となります。正しいオーラルケアの仕方を身につけることが『歯周病・口臭の改善』に効果的だと考えられます。

『磨いている』ことよりも『磨けていること』を大切にオーラルケアを考えたいですね。