2014年5月28日更新
53才 女性
2017/09/15
下顎臼歯部に6本のインプラント治療、前歯部に弾性義歯(Valplast Denture)を装着した患者様です。
初診時抜歯前のレントゲンです。 |
|
骨の吸収が著しいです。(青ラインから赤ラインまで吸収しています。) |
|
抜歯した歯です。どれも根の先付近まで汚れ骨が付着していません。 |
|
3DCT画像システムで神経や骨、 |
3DCT画像システムで神経や骨、 |
インプラント手術後のレントゲン写真です。 |
|
インプラントの上部構造(被せ物)6本です。 |
アバットメント(土台) |
インプラント上部構造(被せ物)完成 |
インプラント上部構造(被せ物)装着 |
下顎前歯部にValplast Denture(金属金具の無い弾性ある入れ歯)を装着 |
下顎前歯部にValplast Denture(金属金具の無い弾性ある入れ歯)を装着 |
上顎総入れ歯装着 |
Q1.治療前のお口の状態で気になっていた事はどのようなことでしたか?
A1.堅い物が食べられないので、食べる物を選ばなくてはならなっかった。
口臭・歯並び
Q2.治療完了後の状態は、治療前と比べていかがでしょうか?
A2.何でも食べられるのは快適。入れ歯になって少し不便な点はありますが。。
Q3.インプラント治療受けられた患者様に質問します。
インプラント手術は、術前に想像されていたお痛みや腫れと比べて受けられた後の感覚としては、痛みや腫れはいかがでしょうか?
A3.骨の手術はあれほど腫れるとは思わなかったが、
痛みは続くことがなかったので我慢できた。
院長コメント
全ての歯に極度の動揺があり、食事をするのも困難で、思いっきり笑うことができず、審美的な障害と口臭にお困りの様子でした。
また、患者様ご自身の歯の動揺に対するご自覚が強いにも関わらず、他院にて「ブリッジで治療しましょう」と言われ困惑し、ご相談から始まり、当医院でインプラント治療と入れ歯治療を進めることとなりました。
残せる歯は残してあげたいところでしたが、残念ながら歯周病の進行により骨の吸収が著しく、型採りををしたら抜けてしまうような歯が多く、最終的に保存できたのは、上2本の歯のみでした。
インプラント治療部位は下左右の3本ずつ(計6本),下前歯の6本分は金具のない入れ歯(Valplast Denture), 上は2本の歯を残し総入れ歯で対応しました。
下顎に走行してる神経の管に十分に配慮しながら治療計画をたてる必要がありました。
そこで、3DCT画像診断のシステムを活用して3次元的に神経の走行や骨の欠損状態、インプラントの埋入位置、長さの選択などを考察し、システム画像上で十分にシュミレーションをして手術前のイメージを確実にして手術にあたることができました。
入れ歯という不便な物とインプラントのコンビネーションで治療致しましたが、
下顎の奥歯に6本のインプラント治療をしたことで安定的にお食事ができている様です。
あきら歯科
〒182-0007 東京都調布市菊野台2-22-2 サンメディカルビル1F
京王線柴崎駅 南口改札正面徒歩10秒
新宿から24分 明大前から15分 調布から5分
https://www.akira-dental.com