2014年5月28日更新
8才4ヶ月~10才11ヶ月 男子 小学生
2017/09/15
矯正治療の患者様です。
治療期間:2年7ヶ月(現在保定期間・定期観察中)
使用床矯正装置 : 2個(下顎:2個 / 上顎 : 0個)
2年7ヶ月でかかった費用:初診料・装置代\160,000 / 調整・観察料 \72,000 合計:\232,000+消費税
院長コメント
下の前歯が重なって生えているとのことでご相談頂きました。
下顎の永久歯の2番目の前歯が重なって生えていて残念ながら3番目の歯の生えるスペースが不足していました。床矯正によって拡大し、歯の生えるスペースを確保しスムーズに永久歯に移行できるようにすすめてまいりました。
上顎の歯並びにはスペースがありましたので、下顎だけに装着を装着してよく噛むことを心がけて頂きました。よく噛むことで上顎にも適正な刺激が働き、下顎の拡大に対して上顎もバランスよく広がり、噛み合ってきます。
硬いものを食べる、前でもしっかり噛むというような食育にご協力頂き、ご家族の皆様に応援して頂けたおかげでお口の環境や機能的にも素敵な歯並びとお顔になったと思います。
今後は正しい姿勢でよく噛んで、バランスの良い食生活を過ごして歯を支える骨をしっかりと鍛えて成長して頂けると幸いです。
頑張って長い期間、装置を装着して頂きありがとうございます。ご本人とご家族に感謝申し上げます。
今後は、しっかりと奥歯の生え変わりを見守って行きたいと思います。
初診時口腔内写真
下の前歯が重なって生えているとのことでご相談頂きました。
Q1.治療前にお口の歯並びで気になっていたことはどのようなことですか?
A1.下の前歯が重なって生えてきた。
Q2.治療終了後または保定期間中の状態は、治療前の歯並びと比べていかがでしょうか?
A2.きれいになった。噛むことの大切さを知って今後の成長に気を付けて行きたい。
初診時レントゲン写真
初診時模型写真
極端な位置異常はありませんが、下顎左右の2.3番目の生えるスペースが少ない状態です。下顎のみの装置で拡大をする予定となりました。
床矯正拡大装置
1つ目の装置を下顎に装着。45°×2回転/1週で拡大します。
装置装着後3ヶ月
装置により拡大され歯にスペースができました。
装置装着後4ヶ月 模型写真
下顎拡大によりスペースが確保できてきました。上顎もよく噛むことで拡大装置使用せずに下顎の拡大に合わせて自然に拡大されてきました。
次に前歯の歯並びを整える装置の準備に入ります。
5ヶ月経過後
前歯を整えるための装置を装着します。同時によく噛むことなど食育指導もすすめて行きます。
1年経過
下顎の歯並びが整ってきました。上顎の前歯の軸も改善してきました。引き続き前歯でもしっかり噛むようにお願いしています。
2年7ヶ月経過 口腔内写真
上顎前歯の傾斜は前でもしっかり噛むことによる食育指導で改善されました。下顎の前歯のスペースも埋まりきれいに並びました。今後は、奥歯の永久歯生え変わりを見守っていきます。
2年7ヶ月経過 レントゲン写真
スムーズに永久歯に生え変わっています。
術前 正面写真 |
術後 正面写真 |
術前 上顎写真 |
術後 上顎写真 |
術前 下顎写真 |
術後 下顎写真 |
あきら歯科
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